STUDY NOTES / SCIENCE
物理・化学の重要ポイント
言葉の意味がわかれば、暗記だけに頼らず解ける問題が増えます。乙4で押さえたい基礎を確認しましょう。
燃焼の三要素
一般的に燃焼には、可燃物・酸素供給源・点火源(熱)が必要です。どれか一つを取り除けば、燃焼を止める方向に働きます。
- 冷却消火:温度を下げる。例:適切な火災に水を使って冷却する。
- 窒息消火:酸素供給を抑える。例:泡や二酸化炭素による消火。
- 除去消火:燃えるものを取り除く。例:燃料の供給停止。
- 抑制消火:燃焼の連鎖反応を妨げる。
引火点と発火点の違い
引火点
外部の炎や火花などを近づけたときに、液体から発生した蒸気が引火する最低温度。
発火点
外部火源を与えずに加熱したとき、物質が自ら発火する最低温度。
「火源が必要かどうか」を意識すると混同しにくくなります。
蒸気密度・燃焼範囲・換気
ガソリンなどの可燃性蒸気には、空気より重く、床付近や低所にたまりやすいものがあります。離れた場所にある火源でも引火するおそれがあるため、換気と着火源の管理が重要です。
燃焼範囲には下限と上限があります。蒸気の濃度がこの範囲にあると、酸素と火源の条件が揃ったときに燃焼する可能性があります。
静電気を防ぐ
引火性液体を移し替えたり流したりすると、静電気がたまる場合があります。容器や設備の接地(アース)、ボンディング、適切な流速管理によって放電火花を減らします。
計算の基本
熱量の計算
熱量 Q = 質量 m × 比熱容量 c × 温度変化 ΔT。例えば、2 kgの物体に4,000 Jを加えて5 K上がる場合、c = 4,000 ÷ (2×5) = 400 J/(kg·K)です。
物理化学は10問で、合格基準は6問以上。意味と計算をセットで押さえましょう。
内容確認日:2026年11月7日。法令・制度は変更される可能性があるため、受験前に必ず公式資料をご確認ください。